プロジェクトによって、Node.jsのバージョンを切り替えたいと思う場面があると思います。
そのために利用するのがバージョン管理ツールです。
Node.jsのバージョン管理ツールは色々ありますが、今回は「Volta」を使用してバージョン管理できるようにしていきたいと思います。
※Macbookの以下のスペックで作業した記事になります。
OS:macOS Sequoia15.5
プロセッサ : Intel Core i5
Voltaとは?
Voltaとは、Rustで構築されたJavascriptツールマネージャーです。
node, npm, yarnなどのjavascriptツールのインストールとバージョン管理を行ってくれます。
pachage.jsonを利用して、バージョンを固定化できるみたいです。
それでは、インストールしていきましょう!
Voltaのインストール
Homebrew経由でインストールしていきます。
ターミナルを開いて、以下の手順でコマンドを実行していきます。
1. インストール
brew install volta
Zshインストールできたか、以下のコマンドで確認します。
volta -v
Zshバージョンが表示されたらOKです。
2. 環境変数の設定
まずはターミナルのシェルを確認します。
echo $SHELL
Zsh/bin/zshと出たら、zshなので.zshrcファイルがあるか確認します。
/bin/bashと出たら、bashなので.bashrcファイルがあるか確認します。
cat ~/.zshrc
Zsh存在していなければファイルの作成をしてください。
touch ~/.zshrc
Zshファイルが存在するようになれば、以下のコマンドで環境変数の設定を行います。
volta setup
Zsh環境変数が設定されたか確認します。
cat ~/.zshrc
Zsh以下の記載が表示されればOKです。
export VOLTA_HOME=”$HOME/.volta”
export PATH=”$VOLTA_HOME/bin:$PATH”
表示されなければ.zshrcファイルを開いて書き込んでください。
記載されたら、以下のコマンドで環境変数を適用します。
source ~/.zshrc
Zshこれでインストールと環境変数の設定は完了です。
nodeのインストール
最新の LTS バージョンをインストールする場合、以下のコマンドを実行します。
volta install node
Zsh特定のバージョンをインストールする場合、以下のコマンドを実行します。
volta install node@22.5.1
Zsh以下のコマンドを実行して、インストールの確認をします。
node -v
Zshバージョンが表示されたらOKです。
「volta install」でインストールしたバージョンがデフォルトになります。
プロジェクトディレクトリで別のバージョンを使用するように設定されている場合を除き、常にこのデフォルトバージョンが使用されます。
プロジェクトディレクトリでバージョン固定をしたい場合は以下のコマンドを実行します。
volta pin node@20.16
Zshそうすることで、package.jsonによってバージョンを管理してくれます。
まとめ
今回、Voltaを使用してnode.jsをインストールしました。
少ないコマンドでセットアップできるので、めちゃくちゃ楽!
学習用で自分のPCでしか使わないとかなら、Voltaで問題なしっぽいですね。
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