WordPress導入後やるべきSEO対策【初期設定】

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WordPressをインストールしたら、すぐに記事を書き始めたくなりますよね。しかし、適切なSEO対策をしないと、せっかくのコンテンツが検索エンジンに正しく評価されず、アクセスが伸びにくくなってしまいます。

特に、WordPressの初期設定のままだとSEOに不利な状態になっていることもあります。そのため、最初の段階で検索エンジンに正しく評価される設定を整えておくことが大切です。

この記事では、WordPressを導入した直後に 必ず設定しておくべきSEO対策 を解説します。ぜひチェックしてみてください!

SEOとは

SEO (Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」のことです。

SEO対策を行うことで、検索エンジンで検索された際に自分のサイトが検索結果の上位に表示されやすくなります。

その結果、多くのユーザーにコンテンツを見てもらえるようになり、アクセスの増加や、ビジネスの売上向上・ブログの収益化につながる可能性が高まります。

これから紹介するSEO対策は必ず設定しておきましょう!

WordPress導入後やるべきSEO対策【初期設定】

WordPress導入後やるべきSEO対策は以下4つになります。

やるべきSEO対策
  • SSL設定
  • パーマリンク設定
  • SEOプラグイン導入
  • 表示速度改善ブラグイン導入

SSL設定

SSL (Secure Sockets Layer)とはインターネット上でデータの送受信を暗号化する技術のことです。

ブラウザとサーバー間の通信が暗号化されるため、以下のメリットがあります。

メリット
  • サーバー攻撃(盗聴 / データの改ざん / フィッシング詐欺)を防げる
  • SEO対策に有利になる
  • ユーザーに安心感をあたえられる

SSLを設定すると、URLが「http」から「https」に変わります。

「http」の場合、アドレスバーに「保護されていない通信」と表示されるためサイトに来たユーザーが警戒し、サイトを離れる可能性があります。
※「http」のサイト(http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~ebm/kensakuenjin.htm

それでは、SSL設定方法を紹介します。
※XServerを利用しているため、XServerで紹介していきます。

  • Step1
    サーバー設定 | XServerサーバーパネルを開く

  • Step2
    サーバー設定 | SSL設定画面を開く

    サイドメニュー「ドメイン」>「SSL設定」をクリック

  • Step3
    サーバー設定 | SSL設定状況トグルをONにする

    トグルをONにした後、反映まで時間がかかります。(画面のSSL設定状況のトグル横に”反映待ち”と表示される)
    添付画像の状態になれば反映完了です。

  • Step4
    WordPress設定 | WordPress管理画面を開く
  • Step5
    WordPress設定 | 一般設定画面を開く

    サイドメニュー「設定」>「一般」をクリック

  • Step6
    WordPress設定 | WordPressアドレス / サイトアドレスのURLを「https」に変更する
  • Step7
    WordPress設定 | 変更を保存する

    画面下部にある「変更を保存する」ボタンをクリック

設定が終わったら、ブラウザで設定したURLにアクセスしてみましょう。

画面が起動できたら設定完了です。

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パーマリンクとは、WEBページ毎に設定されたURLのことです。

https://www.domain.com/hoge/fuga

例えば、このようなURLだった場合、ドメイン部分(www.domain.com)以降の「/hoge/fuga」のところがパーマリンクに該当します。

サイト立ち上げ後、一定期間後に設定を変更した場合、URLが変更になるため、Googleからの評価がリセットされます。今までは高評価を受けていたのに再評価を受けて評価が下がったら最悪ですし、勿体無いですよね。
他にも被リンク減少など問題が発生します。

そのためWordPress導入後、最初に設定すべきです。

設定にあたって、Googleが示すURLの最適な条件は以下になります。

最適な条件
  • 短くする
  • ページ内がイメージできるものにする

以下のURLが最適な条件の例になります。
九州の温泉旅行について書かれていることが想像できると思います。

https://www.domain.com/kyusyu/hot-spring-trip

このようにGoogleの最適条件を意識してパーマリンクを設定しましょう。
それではパーマリンク設定方法を紹介します。

  • Step1
    WordPress管理画面を開く
  • Step2
    パーマリンク設定画面を開く

    サイドメニュー「設定」>「パーマリンク」をクリック

  • Step3
    パーマリンクを設定する

    カスタム構造を選択し、パーマリンクをカスタムします。
    添付画像では「/%category%/%postname%」を設定

  • Step4
    変更を保存する

    画面下部にある「変更を保存する」ボタンをクリック

SEOプラグイン導入

SEOプラグインとは、SEO対策機能を拡張するためのプラグインになります。

有名なSEOプラグインに「All In One SEO」があります。

例えば「All In One SEO」を導入すると、以下のような機能を追加することができます。

追加される機能
  • titleやdescriptionの設定
  • Google Analytics / Google Search Consoleとの連携
  • XMLサイトマップの生成・登録
  • No Indexの設定

WordPressのテーマによっては、SEOプラグインと同等の機能が組み込まれている場合があるため、その場合はプラグインの導入は必要ありません。

なので使用したいと思うテーマにSEO機能が組み込まれていない場合は、SEOプラグインの導入を行なってください。

表示速度改善プラグイン導入

リンクをクリックして、ページが表示されるまでに時間がかかってしまうと、ユーザーの離脱につながります。そのため、Googleは表示速度をアルゴリズムに組み込んでいます。

この表示速度に大きく影響を与えるのが画像になります。
画像の容量が大きければ大きいほど表示速度は遅くなります。

そのため、画像サイズを圧縮してくれるプラグイン「EWWW Image Optimizer」を導入します。

設定すると、WordPressに画像アップロードした段階で自動で圧縮してくれるため、非常にオススメです。

それでは設定方法を紹介します。

タイムラインのタイトル
  • Step1
    WordPress管理画面を開く
  • Step2
    EWWW Image Optimizerのインストール | インストール画面を開く

    サイドメニュー「プラグイン」>「新規プラグインを追加」をクリック

  • Step3
    EWWW Image Optimizerのインストール | インストール + 有効化

    プラグインの検索に「EWWW Image Optimizer」を検索
    「EWWW Image Optimizer」を「今すぐインストール」>「有効化」

    これでインストールは完了です

  • Step4
    EWWW Image Optimizer設定 | 設定画面を開く

    サイドメニュー「設定」>「EWWW Image Optimizer」をクリックすると、ダイアログが表示されます。

    「サイトを高速化」にチェック/「今は無料モードのままにする」にチェック後、「次」ボタンをクリック

    何も変更せず、「設定を保存」ボタンをクリック

    「完了」ボタンをクリック

    これでダイアログが閉じ、設定画面が開きます。

  • Step5
    EWWW Image Optimizer設定 | 遅延読み込み / WebP変換の設定を行う

    遅延読み込み:遅延読み込み機能がすでに組み込まれている場合、チェックOFF
    WebP変換:チェックON

  • Step6
    EWWW Image Optimizer設定 | 変更を保存する

    画面下部にある「変更を保存する」ボタンをクリック

まとめ

SEOとは?紹介したSEO対策をなぜやるべきか?理解してもらえたでしょうか。

まずは、紹介した4つのSEO対策から行ってみてください!

紹介したSEO対策はあくまで導入であり、他にも気にする点はたくさんあります。

SEO対策について網羅したい場合、以下の本がオススメです!

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